松本市でケーキを買うなら5HORN♪
皆さんこんにちは！パティシエの【たろう】です。

いいづなりんごスイーツコンクール受賞作品販売！

10月15日に行われたコンクールで5HORNのスーシェフパティシエ 小澤佑介が最優秀賞を受賞致しました！！

いいづなりんごスイーツコンクールとは、飯綱町のりんごを使ったスイーツのコンテストでプロの菓子職人を対象に町が開催し今年で4回目でした。書類選考で31人から9人に絞られ、都内の有名店パティシエらが味や見た目、独創性などを評価し受賞作品を決めます。

受賞を記念し、作品を販売用にデザインを変え、長野市と飯綱町の3か所で販売致します。

Gâteau aux IIZUNA (ガトー・イイヅナ)

ケーキの構成は上から順番に・・・

①ホワイトチョコレートの飾り

コンセプトは「飯綱町を代表するケーキ」

将来独立を目指している事もあり、自分の地元を代表するケーキ、地元といえばこのケーキ、この町に来たらこのお土産を買いたいという想いをコンクールにも繋げました。
飯綱町のシンボル(町章)を表面全面に出すことによって、視覚から飯綱町をアピール。
お客さんがケーキを見たときに「このマークなんだろう」という気持ちから、より飯綱町を知るきっかけに繋がってもらえればと思いこのデザインにしました。

飯綱山と斑尾山をイメージした山の中心にりんごの花を感じさせるデザインはとてもスタイリッシュで個人的に好きなデザインです。薄く伸ばしたホワイトチョコレートに町章をプリントしたシートを張り付けています。(シート・インク共に食用を使用しております)

今回はこちらのデザインですが、ゆくゆく実際に自分のお店を持って販売する際には、飯綱町の町章を印刷したオリジナルのピックを作れれば、長時間の配送や冷凍にも耐え、お土産や人に贈る際にも喜ばれるのかな…と考えています。

②ポム・タタン (りんごを煮詰めたお菓子)

りんごを加工し一番おいしく食べられるものってなんだろう、と考えたときに真っ先に浮かんだものがタルトタタンでした。りんご本来の味を損なわないよう、軽めのキャラメルでソテーをして、更に低温のオーブンで長時間焼成し、旨み・酸味を凝縮させました。
りんごを加工している際にこの「美味しいりんごを少しも無駄にしたくない」と思い、果皮・芯・種を何かに使えないかと考え、それらに砂糖を加え煮込むことで旨みと複雑味の詰まったエキスを抽出しました。
そのエキスも焼成する際にプラスすることで、りんごの美味しさがダイレクトに伝わるこだわりのタタンが出来上がりました。

③ブレンハイムオレンジのコンフィ (青りんごのジャム)

ブレンハイムオレンジとはイギリス原産の青りんごで、サクサクした硬めの食感で、独特な香りのする酸味の強いりんごです。
しっかりとした酸味がタタンの味を際立たせ、味にメリハリを持たせています。少量をタタンの下に忍ばせました。

④フランジパーヌ・ポム (アーモンドクリームにカスタードとりんごを入れた焼き菓子)

りんごと一緒に食べた時に美味しい食材を考えた時に浮かんだ食材が「くるみ・メープル・アーモンド」でした。
しっとりとしたアーモンドクリームにメープルの甘い香りがりんごの味を引き立てます。カスタードクリームとりんごのピューレを混ぜ込むことによって一体感が増し更にリッチな味に。
香ばしく焼き上げられたくるみの苦みは良いアクセントになっています。

⑤発酵バター香るザクザクパイ

シンプル・スタイリッシュに仕上げたかったのでこのデザインに。
配送する際やお客様が実際にケーキを持ち帰る際にも崩れにくいことが長所です。パイ生地の豊かなバターの香りとザクザクとした味わいは、りんごの良い脇役となってくれます。

販売情報

飯綱町の素晴らしいりんごがあってこそのこのケーキであり、細部までこだわったケーキ。売切れ次第終了となりますので、ぜひこの機会にお買い求めください。
長野市と飯綱町のみの販売。5HORN店舗での販売は現在未定。

販売場所：ながの東急百貨店

期間：2022年11月17日(木)～23日(水)

冬のフードショーフェスティバル
信州名産品売り場にてお買い求めいただけます。

販売場所：泉が丘喫茶室 (いいづなコネクトEAST＝飯綱町赤塩 内)

期間：11月19日(土)・20日(日)・23日(水)

販売場所：いいづなマルシェむーちゃん (飯綱町牟礼)

期間：11月19日(土)・20日(日)

コンクールへの想い

実は昨年もこのコンクールに出場しており、昨年も書類審査を通過し本線まで残ることが出来ましたが、入賞することが出来ずに悔しい思いが残りました。
そのことから「来年も出場し最優秀賞を目指す」事を決意しました。
コンクール終了後、すぐに来年はどんなケーキで挑むのか構成を練りました。

県内のコンクールではありますが、県外からの出場者がほとんどで、過去に長野県民が入賞していなかったことからも、「県民として、りんごを食べて育っていて負けられない」という強い意志が芽生えました。またレジェンドともいえる都内の有名なパティシエらが審査員を務めていたこともあり、自分がどこまで挑戦できるか、独立するためにはコンクールで賞を取り自分の名前を売りたいと考え、いろんな思いからこのケーキを作ることが出来ました。

結果、最優秀賞をいただくことができ、自分の中で食材や将来と向き合う事の出来た有意義な時間になり、よかったと感じます。昨年も共に出場した後輩も2位・町民賞をダブル受賞し、今年は長野県民が1・2位を独占することが出来ました。

当日は審査をしている間にりんご農家ツアーに参加しましたが、どうして飯綱町のりんごが美味しいのか、普段見たこともないような珍しい品種のりんご、生産者さんのこだわりや声、どれも本当に勉強になることばかりでした。

受賞したことで終わりにせず、これからも長野県のパティシエとして「飯綱町のりんごの良さ」や「生産者さんのこだわり」がお客様にも伝えられるパティシエになっていきます。
手始めに飯綱町のりんごのみを何種類も使ったこだわりのデセールも考えております。どこで提供できるかはまだ秘密ですがそちらもぜひお楽しみに。

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制作風景やインスタ限定の写真も公開しておりますで、ぜひチェックしてください！

以上、【たろう】がお送り致しました。